ETERNAL WIND~永遠に吹く風~

静かな風であっても誰かの癒しの風であれ。。。

大きな株のお話…コロワイドのTOBに思う

先日コロワイド大戸屋に対する株式公開買い付け(TOB)による敵対的買収がほぼ成立したとのこと。47%弱とほぼほぼ半数の株式を保有することになり、コロワイドとしては初志を貫くことが出来ホッとしている所でしょうか。

大戸屋としては自前のキッチンでの手作り感を重視している文化が根付いている中、セントラルキッチンでの効率化を最優先にしているコロワイドの文化とは相容れないのは多くの投資家から見ても分かること。

そんな中の敵対的TOBに動いたコロワイドの「攻め」には少々違和感を感じていたのですが、それはあくまでも表面的な文化の違いだけに目線を送っていたためなのな、とこのTOB成立を知って感じた次第。

大体もって大戸屋の凋落ぶりが始まったのは創業者の死去後に始まった後継のいざこざからスタートしている所が大きく、創業者一族VS現経営陣の争いの結果、創業者が追い出され、現経営陣が今の現状を生みだし、その結果の凋落ぶりは既成事実。創業者一族から株式を譲渡されていたコロワイドからするとある意味敵対的と言うより「半友好的買収」とも言えなくはないのかな、とも。

コロワイド株主としては、この後の買収劇の結末はとても気になる所ではありますが、昨今のコロワイドに対する厳しい報道でやや強引な印象を植え付けられていて、日本人的感覚に訴えかける「正義の味方理論」が大戸屋現経営陣やマスコミにより操作され、多くの人がそれに踊らされてしまっていたのではないかなあ、と思ってしまいました。

確かに大戸屋のファンには大戸屋の良さをすごくアピールする方も多いと思いますし、その「食」に対する考えや文化は大切に持っていても良いかなあ、と思うのですが、結果が出ない上に、経営状況がジリ貧となってきている現状において、かの「大塚家具」と同様、経営的にはやはり「失敗」をと言わざるを得ないでしょうね。
今後TOB成立により、大戸屋現経営陣は総退陣を求められるとのこと。今後の動きが気になる所であります。

 

さてさて、そんなお堅いお話はさておき、今日は久し振りに仕事を早めに上がって3カ月ぶりに美容院でカットしてもらいすっきり♪
そのまま家飲み用に買ってきた今日の「ほろよい」がこちら。。。

 

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ほろよい「白ぶどう」

 

グレープ味もあるけど、この白ぶどうの方がさっぱりしていて今はこっちの割合の方が購入率高いかなあ♪ 

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