ETERNAL WIND~永遠に吹く風~

静かな風であっても誰かの癒しの風であれ。。。

福祉はどうなっていくのか…子育て支援環境の大きな変化…

旅行記の方もUPしたので良かったらおいでくださいませ♪
ETERNAL TREE~永遠の樹~↓

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久し振りの保育士日記なんですが、、、

 

 

つい先日、小学校、中学校との連絡会の会議に参加してきたんです。
今は子育て、教育の連続性、言うなれば一人の子の成長を幼保から中学校まで成長を地域で一体的、連続的に見守り、支援指導していくことを重視していこう、と言う流れが作られつつあり、継続的に幼保、小学校、中学校の先生方が集まり情報や支援方法についての議題を持ち寄り話し合う機会が設けられていたのですが、その中で各職場の話を色々聞く中で、ここ数年で明らかに子育て環境が激変していることを実感。

最近の地域の子育て支援に対しての厳しい視線や、治安悪化、危険対処の厳格化、交通事故、そして人権尊重。。。

色んなことが絡み合い、教育現場、保育現場共にますます動きが制御されて何でもかんでも「禁止」「廃止」の流れが進んで行ってしまっています。

世の中は多くの情報が溢れ、そしてそれが社会をそして家庭、個人を飲み込みお互いの領域さえ平気で浸食していく時代。誰かが意見をすれば、必ずここぞと叩く輩が現れ拡散されていく。真実が真実で無くなり嘘で塗り固められてしまうことだらけ。

 

 

 

本当このままでいいんでしょうか?

教育や子育ての不祥事や事件が起こるたびに話の論点が「否定」「荒探し」へ。

正直やってられない部分も感情論としては持っています。

 


今回の話の後、何気ない各職場の話が出てきて公立の小学校の先生からは、

「今年度で組み立て体操はなくなることになりました」と。。。

勿論理由は「危ないから」「痛い思いをさせてするものなのか?」と言う問題が大きくクローズアップされ市全体としてもその社会的風潮を鑑み止めることにすると。。。

また、同じく公立の幼稚園、保育園の先生からも、

「市全体としてお泊り保育は今年からなくなりました」と。。。

こちらも安全上のリスクが大きすぎ、何かがあった際対応出来ないからと。。。

 

社会を賑わす「子ども」に関する事件が報道されるたびに「子ども」の学校生活の持つ意味がますます狭まる方向に進められ、その内「学校」と言う存在が今までの概念では存在しなくなるのでは、ととても危惧しています。

うちの職場は民間園ですが、やはり以前に比べ活動の自由度が制限されてきています。勿論安全には十分配慮し対応して行ってますが、社会通念が厳格化されてきて、ちょっとしたことがもう許されない世界になってきているこの日本と言う国の現状に足掻きながらやっている現状。

子どもって「遊び」をメインとする、もしくは遊びから派生する諸活動に全力でパワーを注ぎ込むことで色んな経験を知り、失敗や痛み、悲しみや喜び、そして感動を得ることが出来るのに、周りで支えるべき「大人」や「社会」が見事なほどに子どもの「遊び」、「主体的に遊びから学び派生する諸活動」の全てを形骸化しパターン化させていき、子どもの「遊び」、「主体的に遊びから学び派生する諸活動」に主体的に介入していく現在の日本のこの流れにどのように抗っていくか。。。

※追記…

学校等の諸活動が子どもの活動を「主体的」に見守れていない現状もありますし、組体や各種行事も子どもの気持ちに真に主体的か、と言われれば微妙なラインなところもあります。が、その判断を周りの「大人」や「社会」が状況をきちんと理解しないまま、上辺だけの情報や感情論だけで「否定」「荒探し」が学校生活を変えていくやり方はやはり大きな問題だと思います。
学校と子ども達が自主的に話し合って決めたことであれば、それは「自発的」なことであり「主体的」なことであるので問題はないと思いますが、あまりに周りの「大人」と「社会」の介入が度を過ぎていると言わざるを得ないです。

「気に入らない(物、もの、者)は全て排除する」

そんな考えが蔓延するこの状況は大変危険だなあ、と思います。

 

モンペやマスゴミ、ネット荒らしが社会を席巻していくこの病んでしまったこの日本に対しての俺のささやかな抵抗です。

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